人は何故、戦うのか
「お休みします。」の記事を書いた日曜日から
アクセスがようやく少し減ってきて嬉しい。
騒ぎが好きなギャラリーが消えてくれたからだと思う。
ブログの空気が良くなった。
こちらはなんとも可愛いギャラリー。
夜中に忍者さんから送られてきた動画。
忍者「喧嘩するスズメを見守るギャラリーのスズメが何とも面白い。」
一列になって見守るすずめが可愛いね。
すずめのような微笑ましいギャラリーだといいけれどね、
人間はそうはいかない。
小さな子供は別だよ。
昨日買った佐治晴夫さんの本をまだ読んではいないけれど
パッと開けたページに「人は何故戦うのか」とあった。
簡単にまとめてみます。
動物は相手が敗北のサインを出せば
それ以上のむやみな攻撃、殺戮はしないけれど、
人間は愛や憎しみ復習の名の下で命を賭けて戦う。
その理由は人間は未熟児の形で赤ちゃんを出産するからだとある。
身体の割に脳が大きく発達しているので脳を守るために強固な骨が必要になる。
でも強固な骨だと母体を傷つけるため、脳の周囲が自由に変形できる
未完成の形で生まれてくる。
未熟な状態で生まれてきた赤ちゃんを育てるには
母親は子供にかかりっきりになる。
その母親をサポートするために、集団形成が有利になり、
育児、教育、食の共同作業を通して生活するという形態を生み出していく。
*昔でいう母系型社会を想起させる。(まゆみ談)
家族、共同体としての強固な結束、共同体への帰属意識が芽生えて、
そこに不利益な状況が発生すると、すぐ戦いへ発展する、
これが民族、国家レベルになると世界戦争へ発展する、
共同体の仲間の絆が強ければ強いほど家族や共同体を守るために
命を賭ける特別な戦いになると。
それを改善する方法の一つとして
共同体を地球レベルまで拡大すればいいのではないかと。
最新宇宙論では全ては一つの光から生まれたことで考えれば元はひとつ
分化以前はすべては同一であったというこの最先端科学が
到達したこの世界観を受け入れることができるなら
戦いは防げることが出来るのではないかと、
佐治さんは言われている。
共同体を地球レベルまで拡大するというのは
この前日本人について、ある人にhiroが言っていた言葉とも通じる。
hiro『ご自身のことを省みるときに日本人としてではなく、地球人としてとはみれないものでしょうか?』
こうやって考えると、日本人らしさ、日本人にこだわる人は
この共同体意識が強い人なのかも知れない。
この前あえてコメント欄には書かなかったけれど
私に日本人らしさを求める人は、西洋的(英語脳的)な人にみえた。
古代のことはわからないから、「一応日本人です」と答えたら
一応とは何事だ!と叱られてしまったけれど
この”一応”というあやふやな言い回しって日本っぽくないですか?
日本らしさがよくわからないという私が日本人っぽくて
日本人らしくないと私を叱る人が西洋的なんだもの、面白いね。
前にも書いたことだけどもう一度書きます。
人は何故、戦うのか?
私は人間がいつまでも争うのは世界中の神話にあるように
神同士が戦うからだと思ってる。
更にさかのぼれば、エンリルとエンキの争い。
それを受け継いでいるんだと思う。
どうして神同士が争うのか分からなかったとき
エンリルとエンキの戦いを知って、凄く納得したもの。
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