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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
尚、当ブログの記事の引用・転載は必ずリンクを貼ってください。


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資料(県民大会での佐藤優さんの発言。自己決定権)


IMG_3697.jpg

「私のアイデンティティーは変化した。日本系沖縄人で、沖縄か日本のどちらかを選べと言われたら文句なく沖縄を選ぶ」

作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏の言葉に、会場が大きく沸いた。これまで県民大会に足を運んだことはあるが、登壇したのは初めてだ。・・・
(琉球新報より)


佐優さんは「おもろさうし」にも触れていましたね。
佐藤さんの発言の書き起こしはこちらで読めます。

佐藤優氏「沖縄アイデンティティー」の確立を一番恐れているのは中央政界
http://blogs.yahoo.co.jp/kotyannomama/17574076.html


友利修さん。

Osamu Tomori

県民大会で、佐藤優氏が、そして氏だけが、近世以前の沖縄の 文化的レファレンスを持ち出した。彼の、遠隔地ナショナリズムそして右翼(言葉の本来的な意味で)の立場が、そうさせているわけだが、存外深く、考えるべきことを多く含んでいる

左派の多くが反中央政府(反体制)と自己決定権の主張を、アイデンティティーについて考えることの代用にしているし、沖縄生れ+育ちの人間は、それだけでアイデンティティが担保されているので対自的に考えずとも済むが、佐藤優のばあい出自的にも政治思想的位置においても明確な軸が必要になる。

「右翼」としての佐藤優の思考のシステムでは民族統合に、理性で割り切れる以外のルーツが必要だとなる(啓蒙主義的左翼との違い)。彼が日本の国家統合について天皇を必要と考える所以だが、沖縄のばあいそのカードはきかず、一部の欧州のように王政復古(尚氏)も機能しないことを知っている。

統合のためのこのスピリチュアルなルーツを求める中で左翼の側の従来の典型的な答は、(原始)共産主義的なものだった (eg. 川満信一)。が、アクチュアリティをもつイデオロギーとして機能するかどうか。佐藤の暫定的な答は、言語と近世以前の沖縄の霊的な思考。そこで「おもろさうし」となる。

この組み合わせの企画を考えた人は凄いと思う。 http://ci.nii.ac.jp/naid/40016258778 … 佐藤優・ 川満信一 往復書簡 沖縄をめぐる対話 憲法 (特集 来るべき沖縄の自己決定権) 『情況 第三期』 9(8), 42-49, 2008 http://www7b.biglobe.ne.jp/~whoyou/ofukushokan0805.htm

1960年代の対米闘争より複雑でかつエネルギーのいる力のぶつかりあいを覚悟しないといけない一方で、移住者だけでなく与那国や宮古の人間から「オール沖縄に私たちは入っていますか?」という問いに答えていけるものが必要になるのだろうと思います。たとえ大変でも > @munjurugasa

. @munjurugasa なので、「アイデンティティ」も、琉球王国」の記憶の復古だけに矮小化されずに、一皮むけるいい機会なのかと思います。私みたいな「うちなーんちゅ」という表現をネイティヴにもたない人も含めて、いろんな人が考えたり言ったりすることも必要かなと ^^

書記化されることで原初の地位をもっているにみえる「おもろさうし」の向こうに、さらに — 書記化されたテキストしては新しいとしても—『南島歌謡大成』のような結実がある。それはすでに30年以上前に認識されていた。 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-42460-storytopic-121.html " target="_blank" title="http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-42460-storytopic-121.html ">http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-42460-storytopic-121.html

そうそう。そして、沖縄のメディアも今までのように、「直訴」などという封建時代的な力関係を前提とした言葉を使うべきではない。持てる力をバックにした「直接交渉」という考えの枠組みに発想を転換しないと。


佐藤さんのことを知りませんが、
当日声を聴いたかぎりで悪い感じはしませんでした。

批判意見もあります。

水木ゆう

佐藤優は場に合わせたことを言うのは長けているように思う


宮城 康博

佐藤優のような国家主義者が重宝されているところに、沖縄のアキレスはある。



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| 未分類 | 12:06 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

この記事、
(個人的に)ありがとうございます。

いうほど彼に興味があるわけではないのですが、
参考になりました。

挙げられている批判例ももっとも。

もっとも
あとは彼自身の心がけ次第。

これを通じて
表情に浮かんでいる
(ようにぼくには見える)私怨が
解けていけばいいな、と思ってます。

| うー | 2015/05/22 11:59 | URL |

Re: タイトルなし

友利さん、知的で好印象です。

| mayufuru | 2015/05/25 10:30 | URL |















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