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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
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「懐徳的イスラーム~問いを問い直し教えに迫る6時間」


濃厚な雰囲気が伝わってきます。
應典院

1月16日正午、應典院本堂ホールでの「懐徳的イスラーム~問いを問い直し教えに迫る6時間」開会です! http://www.outenin.com/modules/contens/index.php?content_id=1142… ハッシュタグは #kaitokuteki https://pic.twitter.com/sjXzUH6r3U

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應典院寺町倶楽部コモンズフェスタでの「懐徳的イスラーム http://www.outenin.com/modules/contens/index.php?content_id=1142… 」14時半過ぎから中田考@HASSANKONAKATA 先生と内藤正典@masanorinaito先生の対話! #kaitokuteki

#kaitokuteki 第1部は阪急曽根駅近くの練心庵を拠点とするNPOそーねの皆さんによる進行。まず『イスラーム概説』読書会を通じて明らかになった問いを、中田考先生に投げかけます。その後、参加者の皆さんの問いを、中田先生に投げかけます。

中田先生の應典院の第一印象は「お寺というよりは現代建築にやってきた」という感じ。目の前にお墓があるが、という問いかけに「イスラームでも埋葬はする。本来は何も置かない方がいいとされているが、今はお墓がある場合が多い。」 #kaitokuteki

腰の具合がお悪い中田先生のために、本日は本堂ホール内に特設のベッドを用意いたしました。ただいま中田先生の近況・近著のご紹介中。6時間、どうぞよろしくお願いいたします! #kaitokuteki https://pic.twitter.com/UNbMKw83K1

中田先生>「未来を担う若者たちに届けようと、ラノベでも表現することにした。2015年秋、天川マナル先生により『俺の妹はカリフなわけがない』のマンガ版が販売開始となった」 #kaitokuteki https://pic.twitter.com/FGPmPlkZw4

應典院「懐徳的イスラーム」問いのリストに対して中田先生「非情に広い問い。職業的にオリエンタリスト。ただ、宗教としてのイスラームと文化としてのイスラームは別。今回、文化としてのイスラームに関心が寄せられている印象。」 #kaitokuteki

中田先生>「基本的に護教的な話はしない。それはイスラームが正しいと捉えているから。護教という視点は教えを守る、そして弁護、弁解という姿勢につながる。英語ではapologyという言葉にあらわされることになるため。」 #kaitokuteki

中田先生への問1「なぜ、どのようにして広まったか?」:中田先生>今もまだ広まりつつあると言える。どの段階を取り上げるかによって答え方が変わる。まずはアラビア半島の中と外では広がり方が違う点をまず踏まえる必要がある。 #kaitokuteki

中田先生>日本では(未だ)メッカと呼ばれるが、ムハンマドが故郷で教えを広げ始めた。最初は数百人。そして、日本では聖遷と呼ばれているヒジュラが起こる。そこで10万人規模に広がったとされる。西暦622年前後の出来事。 #kaitokuteki

中田先生による「イスラームの広がり」におけるマディーナにおける盲目的な部族意識の成立のお話を、NPOそーねの一ノ瀬かおる@Ichinose_Kaoru さんが図解化。 #kaitokuteki https://pic.twitter.com/3e9DPqDTtt

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中田先生への問2「イスラームでは何が大切にされ、何に怒るのか?」基本は無神論者はいないという前提がある。アッラー以外の神を信じている人たちがいる、それだけでは争いにはならないが、他の神を否定することにはなってしまう。#kaitokuteki

中田先生>イスラームは人格神。だからこそ、神々がいるというのはおかしいことになる。世界の秩序が成り立たなくなる。そのため多神教は間違っている、ということになる。よって偶像崇拝よりも、多神崇拝について触れられている。 #kaitokuteki

中田先生>神はあがめたてまつる対象。人間に命令する主体であり、それに人間が服従するもの。つまり人間との関係によって成り立つ。イスラームでは、世界はアッラーという創造主によって作られた、そこを辿ることに意味がある、と。 #kaitokuteki

中田先生>イスラームにおける法というのは自然秩序も含む。人間がつくったルールのことだけではない。無神論者は創造主がいない、あがめたてまつる対象がない、として捉えられる。自分を神として、自分の欲望に従っていると置く。 #kaitokuteki

「懐徳的イスラーム」 #kaitokuteki 会場から>「進行上投げかけられる問いが、20世紀〜21世紀の価値観を前提に問いかけ、中田先生が7世紀にまで遡って教えを解説をされている印象がある。結果として対話が噛み合わず深まっていない印象…」

「懐徳的イスラーム」#kaitokuteki 1度目の大きな休憩に。干したなつめやし「デイツ」の振る舞いも。先程の寛容・不寛容に対する対話を一ノ瀬かおるさんがまとめたホワイトボードがこちら… https://pic.twitter.com/YzPyL1zTtE

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休憩中に寄せられた質問に、中田先生…人間の努力は全て無駄か?>無駄なことは多いはず(自然科学の摂理なども人間がどうしようもできない)、知的障害の方などは?>責任無能力者に(聖なるものとつながっているとされることも) #kaitokuteki

中田先生…Islamic Stateが出てきたことに対してどう感じているか? >怒っている(台頭させてしまったムスリムに)、入信のきっかけは?>そもそも一神教に関心が向いたものの十字架にかかることはできないと思って。 #kaitokuteki

改宗は簡単と言われているが?>5回の礼拝をする(してはいけないことをしてはいけないし、しなければいけないことをしなくてもいいと思わないことが大事)。もともと論理体系が違う。日本語で理解をしようとしないことが大事。 #kaitokuteki

中田先生へ…イスラームにおいては強制はないと聞くが?>公共の秩序に反することはカリフというイスラムの法を執行する権威があれば成り立つのだが、今はない。それがIslamic Stateが行っているということで怒っている。#kaitokuteki

中田先生へ…イスラム世界における共生とは?>古典アラビア語にはない(が現代にはあるため、一定、位置づいている)。などなど、超速にて全ての問いに応えていただきました。 #kaitokuteki https://pic.twitter.com/j4HYylS9Zf

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#kaitokuteki 西欧社会との対立は避けられない?>この質問に対して同志社大学の内藤正典先生が言葉を重ねます。「そもそも西欧に対する理解と知識がないはず。二重な偏見が生まれないように」 https://pic.twitter.com/d6e2vdGLZf

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#kaitokuteki 同志社大学神学部の学生>パリでの事件後「場をつくればいい」と内藤先生が仰っていた。もう少しお話を…内藤先生>犯行声明がISから出た。事件が生まれた背景は、イスラム教徒が追い詰めて追い詰められ、居場所が奪われたこと。

内藤先生>ムバラク大統領の政権を通じて、中東で居場所をなくしたイスラム教徒は武闘派でもテロリストでもなかった人たち。病院や学校を経営するなど弱者救済にあたっていた。そもそも英国とフランスが引いた国境線。最悪の結果に… #kaitokuteki

内藤先生>今、中東は生活習慣病のようなもの。イスラム教徒でなければ治せない状況にある。イラン革命のときホメイニ師はフランスにいた。ドイツでは基本法第16条aで庇護権が規定されているため、あれだけ難民を受け入れている。 #kaitokuteki

内藤先生>今、イスラム教徒は破綻国家を移動していかなければならなくなってしまっている。イラク戦争により国が分けられ、以前のフセイン政権でスンニ派が転落、利権はシーア派が握る。今、居場所がないというのはそういうこと。 #kaitokuteki

内藤先生>アサド政権から逃れた人たちはISの攻撃から逃げたわけではない。つまりテロリストやテロリズムという言説から離れた人たち。日本では、例えば大学では留学で受け入れる可能性はあるが、法務省と外務省がどう考えるか… #kaitokuteki

中田先生>ヒジュラを通じてイスラム教えは広がった。イスラム世界では異教徒を受け入れるシステムがあるが、イスラム教徒が多数派が前提。しかしイスラム世界で、特に真面目なイスラム教徒が住めない世界ができていることが問題。 #kaitokuteki

中田先生>アラブの春が起き、イスラム世界の外では独裁政権があることを改めて知った人も多いだろう。しかし、もっと強い独裁国家は今も倒れない。イスラム教徒が安心して生きる場所がないことに、啓蒙の余地があると信じている。 #kaitokuteki

『俺の妹はカリフなわけがない』を読まれた方+作者の天川@rasu535先生から>今後、カリフ制はどうなるか?…中田先生>かつて、イスラム解放党という世界組織があった。ドイツにもあった。今、復興する可能性はかなり薄い。 #kaitokuteki

中田先生>昨年アラブ連盟が軍をつくった。イスラム国はカリフではない、と言っている人は多いが、それ以外の共同体よりカリフ制を目指しているのは確か。これからは知識と信仰が大事。「〜は〜ではない」と安易に否定する方が危険。 #kaitokuteki

内藤先生>パレスチナではムスリム同胞団によってハマスという政党ができた。これも政治と宗教の両面に対する動き。ちなみに、トルコの軍事クーデターによってドイツのケルンにカリフ制を名乗る小さな国家が出来たが広がらなかった。 #kaitokuteki

内藤先生>2009年、エジプトの薬剤師のマルワ・シェルビニさんは、スカーフをしていたことで「テロリスト」と言われたことをヘイトクライムとして訴えた。その後、ドイツでの裁判の最中に、裁判所で殺害された。妊娠中だった。 #kaitokuteki

内藤先生>2004年にフランスでは「これ見よがしな宗教的シンボルはいけない」とされている。いわゆる「ヴェール論争」に。今、ヨーロッパのイスラム化を阻止するペギーダという動きが活発化している。テロを起こすから、と。 #kaitokuteki

内藤先生>オランダの自由党のヘルト・ウィルダースはリベラリズムの主張としてイスラム教が女性差別的であると展開する。ドイツのベルリンのオンブズパーソン、バルバラ・ヨンは、ムスリムへの偏見をレイシズムとして活動している。#kaitokuteki

中田先生>テロという言葉自体を使うべきではないという立場。言葉は語源に忠実あるべき。フランス語の恐怖という言葉から来ている。しかし恣意的に使われる。まずテロは暴力ではない。政治的目的でなされる活動こそがテロとされる。 #kaitokuteki

中田先生>テロは目的ではなく手段。そうなると、政治目的のために活動する国家もテロ組織として位置づけられるが、それを言うとはばかられる。一部で必要悪であるとも言えるだろう。そもそもイスラームにはテロという言葉はない。 #kaitokuteki

中田先生>異なる立場を恐れている人たちがテロと言っている。だから使わない方がいい。そもそも暴力なら暴力と言えばいい。テロという言葉を使うときには近代国家という存在を前提にした言葉であることを前提にしないといけない。 #kaitokuteki

中田先生>皮肉なことに、怖がらせると国は豊かになる。物は売れ、マスコミが騒ぐ。ココイチの廃棄食材がニュースになっているが、誰も死なない問題。報道などへのリテラシーが大事。ちなみにイスラム神学では全てのことは必然である。 #kaitokuteki

内藤先生>1980年代、日本に外国人労働者が増えた。群馬県の太田などで調査したとき、ゆで卵を多く食べると知った。どうしたらハラルの食事になるかの工夫の結果だった。しかし、人権や平等を説く際には、時に極端な話が出る。 #kaitokuteki

内藤先生>平和や人のいのちが奪われることをどうしたらいいか、ムスリムの社会と地域を研究してきた中で言えることは分類して壁を作らないことだろう。大学でもグローバルな問題が細分化された領域単位で取り扱われてしまっている。 #kaitokuteki

#kaitokuteki 第2部、中田考先生と内藤正典先生の対談が終わり、まとめの第3部へ。ちょうど第2部の最後がメディアリテラシーの話になったので「まわしよみイスラーム」の簡易版のワークを… https://pic.twitter.com/gUxeyb7IuO

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問いを問い直し教えに迫る6時間「懐徳的イスラーム」http://www.outenin.com/modules/contens/index.php?content_id=1142… 第3部は参加者全員にマイクを回す車座トーク #kaitokuteki で無事終了いたしました! https://pic.twitter.com/oQvGCnMPCu

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