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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
尚、当ブログの記事の引用・転載は必ずリンクを貼ってください。


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癌ではない:医師らが甲状腺腫瘍を再分類


まゆみ写真 064

むかしから東洋医学に興味があるのでその流れで
漢方に少し興味があったんですが、最近、再び興味がでてきて
時間がとれたら漢方の本でも読んでみようかなと思うけれど難しそう。

山本巌さんは凄い方ですね。

「山本巌」で検索するとたくさん出てきます。

書物以外でトップは
以前、甲状腺で調べているときにみつけた大阪の漢方薬局がヒットする。

漢方誠芳園薬局
http://www.seihouen.ne.jp/shop.html

恩師のところに『大学病院から送られてきた難治性のリウマチ患者さん達を、
かたっぱしから良くしていた』こととか書かれています。
『千変万化の漢方処方を使い分けられる』そうです。

2番目が東京のクリニック

第3話「山本巌先生から癌を治す処方を伝授される」
http://www.higasa.com/blog/kanpoui2/k2_3.html


まゆみ写真 065


yasuさんに訳してもらいました。ありがとう、yasuさん。


It’s Not Cancer: Doctors Reclassify a Thyroid Tumor

癌ではない:医師らが甲状腺腫瘍を再分類
GINA KOLATA 2016/4/14

国際医師団は、これまでガンに分類されていたあるタイプの腫瘍が癌ではないと決定した。

この結果公式に病状のランクが下げられ、何千もの患者が、甲状腺の摘出や、放射性ヨードによる処置、残りの生涯にわたる定期的な検査など、脅威ではなかった腫瘍に対する防御から免れることになる。

それらの結論とデータは、木曜日にjournal JAMA Oncologyで報告された。この変化は、アメリカ合衆国で年間ほぼ65000人にのぼる甲状腺ガン患者のうち、およそ10000人に影響を及ぼすと予想される。またそれは、乳腺と前立腺の特定の障害を含む、他の型の癌の再分類に賛成していた人々にも利益をもたらすかもしれない。

分類しなおされた腫瘍は、繊維組織の被膜によって完全に包まれた甲状腺の小さなしこりだ。その核は癌のように見えるが、その細胞が被膜から外へ出ることはなく、甲状腺の全摘出手術と、続けて行われる放射性ヨードの処置は不必要であり有害である、と医師団は語っている。彼らは腫瘍の名前を変えた。「被包型乳頭癌濾胞亜型の浸潤転移のないもの」と呼ぶ代わりに、「乳頭のような核特徴を持つ非侵襲性濾胞甲状腺新生物」またはNIFTPと呼ぶ。「carcinoma(癌腫)」という呼称はなくなった。

多くの癌の専門家は、再分類はあまりに遅すぎたと言っている。胸や肺、前立腺他で小さな障害のランクを下げ、名前から「癌」という語を取り除くという要求は長い間あった。しかし1998年の早期尿管腫瘍と、20年以上前の早期卵巣及び子宮頸部障害以外、甲状腺の専門家を除いて変更はなかった。

米国癌学会主任保険所長オーティス・ブローリー博士によれば、実際に起きた名称変更は、科学的根拠に反する、逆の方向へ向ったという。胸の前癌性の小さいしこりは、ステージゼロ癌として知られるようになった。小さい初期前立腺障害は癌性腫瘍と呼ばれていた。その一方、超音波MRIやCTスキャンによる画像が、これらの小さい「癌」、特に甲状腺の小結節をより多く見つけている。

「それが癌でないならば、癌と呼ぶのはやめよう」と、アメリカ甲状腺協会委員長でありメイヨー・クリニックの医学教授ジョンC.モリス医師は言う。モリス医師は、名称変更委員会のメンバーではない。

バーネットS.クレイマー博士(国立癌研究所予防科責任者)は、「我々が使用する多くの用語が、癌バイオロジーの理解に合わなくなっていると懸念している。」と言う。癌ではないのにそう呼ぶことは、不必要で有害な処置を招くと彼は言う。

すでに主要な医療センターでは、多くの被包型甲状腺腫瘍患者は積極的な治療を受けることがなくなっている。しかし甲状腺の専門家は、これは米国内の他のセンターや他の国の標準ではないと言う。

癌と言う言葉は問題だ、とデンバーのコロラド大学甲状腺ガン専門医ブライアンR.ハウゲン博士も言っているが、彼もまた呼称変更委員会のメンバーではなかった。

「あなたに癌がある場合、多くの人々は積極的治療をおこなう」と、彼は語った。

2年前に、Yuri E. Nikiforov医師(ピッツバーグ大学の病理学部副会長)が19才の女性の小さな甲状腺腫瘍に関する意見を尋ねられたとき、この再分類が始まった。それは完全に被嚢に包まれていたが、それを含む彼女の甲状腺の葉は診断のため摘出された。

過去10年間、Nikiforov医師は病理学者として非侵襲性腫瘍を、癌に分類するようになってきたのを見てきたが、このような変化は、被嚢が破裂する腫瘍を持つ患者が積極的的治療を受けずに甲状腺ガンで亡くなるという、まれなケースのせいにしてきた。憂慮した医師らは、癌のように見える核を持つ細胞からなる腫瘍すべてを、まるで癌のようにに治療し始めた。しかし、この若い女性の話がNikiforov医師に一線を越えさせた。

「私は、親友の外科医に『これは非常に軽度の腫瘍だ。他に何もする必要はない。』と話した。」しかし外科医は、実行ガイドラインに従えば、彼女の全甲状腺を摘出し、放射性ヨード治療をしなければならず、そして彼女の残りの人生にわたり定期的な検査をしなければならないと答えた。

「私は言った、『もう十分だ、誰かが責任をもってこの気違い沙汰を止めなければならない』と。」ニキフォロフ博士はこのように語った。

彼は、24人の有名な病理学者、2人の内分泌学者、1人の甲状腺外科医、癌診断の与えうる影響を知る1人の精神科医、そして1人の患者からなる、国際的専門家委員会をとりまとめた。このグループは、繊維被嚢に包まれた腫瘍を持つ患者や、それが破裂した患者の症例を世界中の複数のセンターから数百のケースを集めた。現在の基準によると、すべてのケースが、それらの腫瘍が癌に分類されることで一致している。そして、患者全員が少なくとも10年の間追跡された。被包された腫瘍をもつ患者は、腫瘍が摘出された後は治療されなかった。

被嚢内に腫瘍がある患者の誰にも、10年後にも癌の所見はまったくなかった。しかし、被嚢から腫瘍が破れでた何人かの患者は、治療にもかかわらず甲状腺癌の合併症があり、亡くなった患者もいる。

「この研究は、核の特徴の存在でなく、侵襲が癌と非癌の違いを作り出すことを示している」と、Nikiforov医師は語った。腫瘍が被嚢にとどまっている患者は「優れた予後」を示すと彼は言った。「彼らは、甲状腺摘出術を必要としない。放射線療法を必要としない。6ヵ月ごとの検査も必要ない。」

しかしそれらの腫瘍が癌でないならば、何と呼ばれるべきなのだろう?

「10の呼び名が提出され、投票が行われ、議論が行ったりきたりした」、パネルのメンバーの1人であるハーヴァードのマサチューセッツEye Ear Infirmary 甲状腺及び副甲状腺外科クリニック所長のGregory W. Randolph医師は言った。最終的に頭字語が適切だと言うことで、NIFTP(「Nift-P」と発音)に落ち着いた。新しい名前と再分類は、甲状腺の小さな小結節を非悪性であるとはっきりと定義しているので「とてもよい」と彼は付け加えて言った。

彼と彼の同僚がジャーナルThyroidに提出した論説によると、世界の8つの主要専門協会が、分類の解除と新しい名前に署名したと報告している。この論説の中で、こういった腫瘍をもつ患者を浸潤癌の患者のように治療することは、「まず最初に害を与えない」という医者の原則に反しているのではないかと書いている。

Nikiforov医師は、彼には再分類された腫瘍患者に対し、それは決して癌ではないと話す義務があると語っている。ピッツバーグ大学医療センターでは、彼やその他の医師らにより、これまでの患者を確認し連絡をとるため、医療記録や病理学レポートの見直しを始める。彼は、毎年およそ50~100例が医療センターにあると見積もっている。彼らは、もはや検査のために足を運ぶ必要はない。これまでの診断が投げかけた命を覆っていた癌の影はなくなった。

患者に知らせることは「医者の道徳的責任です。」Nikiforov医師は語った。

2016年4月14日



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