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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
尚、当ブログの記事の引用・転載は必ずリンクを貼ってください。


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沖縄の「神の樹」ががん患者の命を救う日も近い。


宝ものがいっぱいの沖縄からまた一つ、大きな恵み。

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センダン、がん細胞「自食」促す 根路銘、山本氏が効果解明(琉球新報)
http://j.mp/2fVB2TV
『県内に自生するセンダンの葉から抽出した成分に、がん細胞のオートファジー(自食作用)を促し、最終的に殺す効果があることが10日までに分かった。ウイルス研究の権威で、生物資源研究所(名護市)の根路銘国昭所長と、分子生物学者で沖縄科学技術大学院大学(OIST)細胞シグナルユニットの山本雅(ただし)教授が共同研究で明らかにした。人の70種類のがんで効果が確認された。センダンの抗がん作用は、根路銘氏が2004年に発見していたが、がん細胞を殺す仕組みは解明されていなかった。医薬品化される可能性が高まり、がん治療に大きく貢献しそうだ。・・・根路銘氏は県産のセンダンから毒性を取り除いた成分をがん細胞を移植したマウスに投与したところ、大腸がん、肺がん、胃がんの細胞を殺した。培養がん細胞では70種類のがん細胞を殺した。さらにがんにかかった犬約30頭にも投与した結果、76%の犬で腫瘍がなくなったり、がんの成長が止まったりした。 根路銘氏の研究で、センダンの抽出成分に含まれる11種類の化学物質によって、がん細胞の分裂やDNA合成を阻止していたことが判明した。現象発生の理由が分からなかったため、根路銘氏は2014年に山本氏に協力を依頼。今年1月、センダンががん細胞のオートファジーを誘導していたことを発見した。根路銘氏は「既存の抗がん剤より効果があり、経口投与で副作用もない。医薬品化し、沖縄の新たな産業として発展させていきたい」と話した。山本氏は「がんの細胞を殺してがんの増殖を止めているのは間違いない。がんの患者にとっては有効で朗報だ。オートファジーの基礎研究にも貢献する」と話した。』


すごく良い記事だったので以下、書き写しました。
琉球新報11月11日35面より書き写し。琉球新報さん、ごめんなさい。

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研究10年大きな一歩

根路銘氏 沖縄植物にこだわり

センダン抗がん作用


【名護】「まさかオートファジーが関係しているとは思いもよらなかった」。経口投与できる抗がん剤の開発を目指してきた生物資源研究所の根路銘国昭所長が約10年の研究を経て、開発に向けた大きな第一歩を踏み出した。

なぜセンンダンががんの細胞に効くのか解明できなかったため、センダンの抽出成分で製造した飲料も医薬品の許可が下りず、2014年、米国の医学誌に提出した論文が拒否された。「悔しくて仕方がなかった」。

根路銘国昭所長は約20年前知り合ったがん研究の第一人者、沖縄科学技術大学院大学の山本雅教授に協力を依頼。オートファジーが要因だと突き止め、「大変な発見だと興奮した。2年間待っていた。小さな研究所で長年続けてきたかいがあった」と感慨深げに話した。

根路銘所長から依頼を受けた山本教授は、胃がんのがん細胞で研究を開始。センダンの成分を加えると、細胞内に液胞のようなものができ、しばらくするとがん細胞が死ぬことを確認した。「明らかに何らかの現象が起こっている」。実験を繰り返すうちにオートファジーの現象に似ていることがわかった。「これがオートファジーか」。目の前で繰り広げられる現象にくぎ付けになった。

発見は今年6月ごろ。研究を進めていた10月、オートファジー研究の第一人者、東京工業大学の大隅良典栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞する。根路銘所長と山本教授は「すごいタイミングだ」と笑いあったという。

根路銘所長が経口投与による抗がん剤の開発に意欲を燃やすようになったのは、国立予防衛生研究所(現・国立感染症研究所)に入所していた30代のころ、恩師2人が抗がん剤の副作用に苦しみながらがんで亡くなった。「副作用のない抗がん剤を作りたい」。根路銘所長は2005年ごろからウィルスの研究をやめ、沖縄に自生する植物からがんに効く成分がないか2300種類の植物を片っ端から調べた。「センダンはまさに『神の樹』だ。他にも興味深い植物について多く研究を進めている」と話した。

山本教授は「根路銘先生は自然由来にこだわり、地道に研究を続けて来た。沖縄の自然は可能性を秘めている」と述べた。

書き写し終わり。

解説を読み進めると、
センダンには強い毒があるため、抽出液をそのままマウスに投与すると
死んでしまうそうです。根路銘先生は抽出液から毒素を抜く研究から開始し、
1年かけて100万個の分子を1万個程度に少なくすることで
毒素を抜くことに成功したそうです。

読んでいた気が遠くなりそうな作業に頭が下がります。

根路銘先生は「おそらく60%以上のがん患者の生命を
副作用のない状態で救命できる」と想定しているそうです。

沖縄にはセンダン以外にも沖縄にはまだまだ可能性を秘めた
植物があるとして研究されています。

//////////

ウィキの「センダン」には、インフルエンザ対策として
『沖縄県に自生するセンダンの抽出成分が、インフルエンザウィルスを死滅させることが実験結果により証明された[6]。現在、製品化が進行中である。』とあります。

葉っぱは強い除虫効果をもつため、かつては農家において除虫に用いられていたと。
果実は生薬の苦楝子(くれんし)として、ひび、あかぎれ、しもやけに外用。
そして整腸、鎮痛薬として煎液を内服とあります。

沖縄県:センダン
http://www.pref.okinawa.jp/site/norin/shinrinken/kikaku/yuyou-detail/sendan.html

沖縄有用植物要覧
http://www.pref.okinawa.jp/rinshi/yuyou_list.html

方言とあるから、
沖縄では「シンラン、シンダン、シンダンギー」と呼ぶのでしょうか。

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更にもうひとつ。

沖縄三大名花の一つ、サンダンカ
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ホウオウボク
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ジカ熱感染を抑える効果発見 沖縄植物から抽出したエキス(沖縄タイムス)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/70607
『長崎大発のベンチャー企業で、沖縄県うるま市に研究拠点を持つAVSS(エービス、長崎市、小林信之代表)は、沖縄三大名花のサンダンカやホウオウボクの葉から抽出したエキスにジカ熱を発症させるジカウイルスの感染を抑える効果があることを突き止めた。感染予防が期待され、同社は健康食品の開発に取り組んでいる。将来的には効果のある成分を特定し、治療薬の創出にもつなげたい考えだ。・・・サンダンカとホウオウボクのエキスをそれぞれ与え、生存率を調べたところ、サンダンカは濃度0・63%のエキスを与えると、8割以上が生存。1・25~5%ではほぼすべての細胞が死滅せずに残った。ホウオウボクは濃度0・63%で9割以上の細胞が生存した。・・・』



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COMMENT

センダンの記事。
お二人の身の安全を守る手立てを考えて欲しいと思います。

| 赤木 | 2016/11/12 18:54 | URL |

Re:

赤木さん、私も心配してます。

| まゆみ | 2016/11/16 22:13 | URL |















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